こんにちは。
キッコーマン国際食文化研究センターのぶんちゃんです。
みなさん、
本みりんをご存じですか?
本みりんを使っていますか?(写真1)
しょうゆとともに和食の調味料として味付けの基礎となるのが本みりん。
現在のように琥珀色で透明感のある本みりんが誕生したのは、実は下総国流山、現在の千葉県流山市です。
時は江戸時代後期のことでした。
それまでの赤みがかって濃厚な甘味の強い飲用のみりんを改良したのが流山で酒造りをおこなっていた二代堀切紋次郎。紋次郎がつくったみりん、いわゆる流山の白みりんは関東の名物として上方でも評判になるほどでした。
と、ここまでは言い伝えとしてこれまでも紹介されてきているお話なのですが、国際食文化研究センターでは、堀切紋次郎家に残る古文書類を解析し、流山白みりん誕生の史実を明らかにしようと研究を重ねています。その研究の一端をご披露するイベントを企画しました。それが、
キッコーマン国際食文化研究センター、流山市立博物館友の会共催
食文化講座「江戸白みりんの誕生を探る〜相模屋堀切家文書を読み解く」です。
開催日は8月18日(木)、流山生涯学習センターホールにて13:30からリアルとオンラインのハイブリッドでお届けします。ご興味のある方はこちらから詳細をご確認ください(写真3:チラシ)
身近な調味料にも深い歴史があることを実感していただければ幸いです。
ご来場でのご視聴の席数は限りがございますので、お早めにお申し込みください。
堀切紋次郎家文書については国際食文化研究センター発行の冊子、Food Culture 32号もぜひご覧ください。
https://www.kikkoman.co.jp/kiifc/foodculture/no32_j.html
▽食文化講座 8月18日回の申し込みはこちら
https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx…
▽米麹こだわり仕込み本みりん
https://www.kikkoman.co.jp/manjo/komekouji/