まもなく6月18日利根運河の誕生日です。
今日は「山本鉱太郎さんと川を語る」に20代から80代までの方が集まりました。
山本先生の河川、利根運河の研究のお話しには、ご自身や流山市立博物館友の会の仲間と調べに調べ、分担して取材研究するなかで、たくさんの輪が広がったこと、勝手に騒いでいるうちにオランダとの繋がりができたり、また、みんなで土手に桜を植えたり…と思いを同じにする人たちの活動が予想外の成果を利根運河やふるさと流山にもたらすことを示されていました。
お話し会後、崙書房出版さん、たけしま書房さんのと年賀に関する書籍が販売され、希望者は運河水辺公園を歩きながら山本さんのお話を聞きました。
今までの活動の成果は山本さんの著書や、流山市立博物館友の会から年1回出版される「東葛流山研究誌」に詳細に記されていますが、その活動を踏まえて、これからの利根運河はどうあればよいか?のお話しも具体的に課題を抽出され、賛同の声が多くありました。水質の話、土手の話、植生の話、観光振興の話、食の話、プロモーションの話し…今日集まったみなさんでそれらを共有し、実現するためにはどうすればよいかなどを含めて、ひきつづき多様な人たちとの「川まちづくり」のお話し会を続けていければと思います。
今日、初めて山本さんのお話を聞いたという女性が「利根運河がお花いっぱいになったら土手の上で手を広げて万歳したい、とおっしゃる山本さん、すてきですね、お話しがどれも生き生きして楽しかったです」と感想を述べました。
128年前に、220万人ともいわれる人々の手で作られた利根運河のなぜ、どうしてを知り、そこに生きる人の思いを知り、明日につなげる旅にでかけませんか。
「利根運河の日 山本鉱太郎さんと川を語る」詳細はこちらです。https://www.facebook.com/events/770095689846656/