【七夕まつりのご報告】
旧暦の七夕を迎え、天の川が美しく見える利根運河から、7月に開催された七夕のご報告をいたします。
★みなさまから寄せられた短冊は、今年は1010枚となりました。運河駅ギャラリーで、朝市で協力くださいましたみなさま、そして、お手伝いくださった千葉県生涯大学校地域活動半OBOGのみなさまありがとうございました。
★今年初めてとなる運河駅ギャラリーでの管弦楽によるミニコンサート、大変好評をいただきました。渡辺美音（キーボード）、山本雅子（ヴァイオリン）、鈴木柚子（ギター＆ヴォーカル）それぞれ人生のいろいろなステージにいらっしゃる3人の織姫さまの、星・空にちなんだ名曲のハーモニーが美しく運河駅のコンコースを流れました。感動で涙ぐむ方もいらっしゃる中、駅員さんからは「明日もぜひ♬」、来場者さんからは「朝市でもお願い♪」とリクエストをいただきました。また利根運河で演奏いただけると嬉しいです。朝市出店の方からは演奏家さんへと野菜の差し入れがあったり、地域の八坂神社祭礼のお神輿の担ぎ手さんたちから声援をいただいたりしました。
また、ヴァイオリンの山本雅子さんのお母様は「おりひめ手織り」という織物の先生だということで、当日は機織り機のそばに織物を展示くださいました。
今回は地域で音楽活動をされている方からご縁をいただき、七夕のコンサートをクラシック・ポップスを交えてお送りすることができました。ありがとうございます。
★機織り体験ワークショップ 開催と同時に早朝から機を織りにいらしていただく方、おばあさまや働き始めたばかりの若い女性、地域の中学校の男子生徒たち、たくさんの方に織っていただくことができました。機を織る、という動作を体に刻むこと、織物を作ること、その体験を享有することで、糸が布になるような繋がりが続くことを願っています。
織機を寄付された地域の石栗照平さんは、縄文時代から続く織物の歴史を学び、利根運河沿いに自生する植物を素材に織物を試作しています。来年の七夕には何か新しいお知らせができそうな予感がします。
★地域のみなさんの思いで開催できた「うんがいい！七夕まつり」御礼とともに、それぞれの願いが根運河から天の川に届くようにお祈りいたします。