※長文なのでご興味がない方は読み飛ばしてください(笑)
【高濃度アルコールについて】
昨今の状況で、アルコール消毒液が品薄状態になり、その代用品として各酒造メーカーが、高濃度アルコールを販売し始めていますが、どれがいいの?と思われている方が、多いということで、ちょっとご説明を・・・。
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まず、消毒に使うアルコール度数ですが、厚労省の資料(※1)によると、「濃度が原則 70~83vol%の範囲内であること。なお、新型コロナウイルスに対して、60vol%台のエタノールによる 消毒でも一定の有効性があると考えられる」と書かれているので、60%~83%のものを選べばよいと思います。83%以上のものに関しては精製水などで加水する必要があります。←厚労省資料(※2)より
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次に価格と酒税。品目表示のところに「スピリッツ or ウォッカ or ウィスキー」と書かれたものと、「高濃度エタノール」と書かれたものがあります。前者は、各酒類の各酒造免許を持った酒造メーカーが、飲料用というカテゴリーで造られた、酒税がかかった酒として分類するもの。後者は、該当酒類の酒造免許を持っていない酒造メーカーでも、外部から仕入れた高濃度アルコールを加水調整などをして、飲用不可表示などの、ある一定の条件のもと販売できる、消毒用アルコールのカテゴリーに分類されるもの。酒税なし。←国税庁の資料(※3)参照 よって、後者の方が価格は抑えられているかと思います。
じゃあ、後者の方がいいじゃん!って思った方もおられるかと思いますが、後者はあくまで消毒用としてしか使えません。前者であれば、余ったら梅酒などを漬けることもできるんです。国税庁資料(※4)によると「消費者が自分で飲むために酒類(アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります。)に次の物品以外のものを混和する場合には、例外的に製造行為としないこととしています。」とあるので、前者は酒税がかかっているのでOKですが、後者は酒税がかかっていないので不可となります。
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もし、お手元に両方お持ちの方は後者から使用することをお薦めします✨
当店では両方の種類の高濃度アルコールの在庫がありますので、お客様にあったものをお選びください。
ちなみに、このアルコール消毒製品は、取得価格を超える価格での譲渡(転売)した者には罰則があり、違反者に対しては、一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金となっております。←経済産業省資料(※5)
参考ページ:
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【国税庁】
(※3) 新型コロナウイルス感染症の発生に伴う 「高濃度エタノール製品」に係る酒税の取扱い について
(※4) 国税庁 自家醸造について
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【経済産業省】
(※5) 国民生活安定緊急措置法施行令の改正について
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